コミュニティー緩和ケア ~穂波の郷クリニック~

2015年10月08日
コミュニティー緩和ケア ~穂波の郷クリニック~

先日、宮城県大崎市にある“穂波の郷クリニック「緩和ケア支援センターはるか」”へ取材に行ってきました。IMG_4574

目的は2つ。

1つは、現在行っている仕事「看取りとグリーフケアのあり方の調査研究」の一環として。

もう1つは、「会いたい人がそこにいる」ということ。

2014年3月に開催した総合医を育て地域住民の安心を守る会主催の、第5回市民公開講座「総合医時代がやってくる-3.11と総合医」でパネリストとしてご登壇いただいた医療ソーシャルワーカーの大石春美先生、そしてクリニックの院長三浦正悦先生に、緩和ケアの現状についてお話しを伺ってきました。

これまで大石先生は、900人もの患者さんの最期を看取ってきたそうです。センターでは、最後の最後まで患者さんの願いを叶えるプロジェクトを行っています。しかも!しかも!医療従事者だけでなく、家族や地域のボランティアの方々、クリニックの患者さんたち、そして本人までもが積極的にそのプロジェクトに参加するそうです。限られた命の患者さんが「生きていてよかった」と思えるようなサポートしています。

お昼時、センターでは患者さんとスタッフの皆さんがお昼ご飯の準備をしていました。野菜は敷地の農園で作っているそうです。センターの患者さんのお一人小菊さんは「あんた!そんなことも出来ないのかね!呆れるねぇ~」とピーマンの肉詰めが上手く出来ない私を一喝!ナント小菊さんは92歳。ほなみ劇団の看板女優でもあり、患者さんのケアも担当されています。

大石先生は、「生活の中で、その人の持てる力を引き出す役割をみんなで担うのよ」と仰います。役割があるとこんなにもイキイキと、ハツラツと、お肌もツヤツヤになるのですね・・・

~こんな風に最期までごきげんで生きたい~ 心からそう思いました。

写真右から2番目が大石先生。その隣は協働で取材を行っている年友企画森田社長。端っこのデカイのは、S.C.N.の市川と私^^;;

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