8月15日 悲しみに寄り添うグリーフケアの日

2017年08月15日
8月15日 悲しみに寄り添うグリーフケアの日

 

空?いやぁ恐ろしい思い出!」

「空がいとB-29が飛んで来るから怖かった!」

「天気のいい日は不安だった・・・」

そう話してくれたのは、主に70代後半~80代の大先輩たち。

4年前、高齢者施設で開催する「五感あそび」のレクリエーションでの会話。

五感の1つ、視覚を活用したワークの中で、「」について話を聴いてみたところ、

このように、ぽつり、ぽつりと語ってくれました。

戦争体験者の貴重な話を聴かせていただける機会は年々少なくなってくるでしょう。

 

72回目の終戦記念日の今日。

第二次世界大戦の犠牲者は310万人ともいわれています。

 

そのご遺族の多くは、長きに渡り “ あいまいな喪失 ” を感じていたと思います。

 “ あいまいな喪失 ” とは、行方不明者の家族等で、喪失の事実が明確でない場合や、認知症患者の家族等で、その人の存在はあるけれど、今までのその人ではないような、そんなケースもあいまいな喪失です。

 

「さよなら」のない別れだったり。

別れのない「さよなら」だったり。

 

ご遺体を確認したわけではない・・・

しかし、遥か彼方で「死んだ」といわれた・・・

まさに、 “ あいまいな喪失 ” です。

さぞや、辛く、悲しく、悔しかったことでしょう。

 

私たちは、こうした先人たちの苦労の上にあることを常に認識し、

平和な “ 今 ” を感謝しなくていけないと思っています。

 

もちろん、8月15日に限ったことではありませんが、

盂蘭盆会でもあるこの日だけは、

誰もが「先人に感謝」そして「悲しみに寄り添う」そんな1日にしたいです。

 

 

S.C.N.では月に1度、「青い糸のグリーフカフェ」を開催しています。

今月は8月27日(日)13:30~16:00

詳しくは「こちら」をご覧ください。(事前にご予約をお願いします)

 

“ グリーフ(悲嘆) ” と聞くと、初めは不安に感じるかもしれませんが、

“ グリーフ(悲嘆) “は特別なことではなく、誰もが抱く感情です。

自然なことではあるけれど、“ グリーフ(悲嘆) “によって体調がすぐれなかったり、

気分の落ち込みが激しかったり、眠れなかったり、食欲がなかったり。

“ こんなこと ” 人に相談するまでもないかなぁ・・・と思うかもしれませんが、

どうぞお気軽にお問い合わせください。

美味しいお茶でも飲みましょう。