レポート:6月17日開催「グリーフケア」

2017年06月18日
レポート:6月17日開催「グリーフケア」

6月17日(土)

千代田区立高齢者総合サポートセンターかがやきプラザひだまりホールにて、

「在宅医療」知っていますか?家で最期まで療養したいひとに。(勇美記念財団助成)の勉強会を開催いたしました。

 

 

この勉強会は「全2回」で構成しており、1回目は「在宅での看取り」をテーマに5月20日に開催いたしました。

そして2回目は「グリーフケア」がテーマです。

耳慣れない言葉にも関わらず、多くの方がご参加くださいました。会場へ足を運んでくださった皆様ありがとうございました。

 

 

「グリーフケア」についてご講演くださったのは、関西学院大学人間福祉学部人間科学科教授の坂口幸弘先生です。

今回は、在宅医療、在宅での看取りの流れから、大切な人を亡くした家族に必要なことについて、言葉の定義も定まっていない「グリーフケア」について、とてもわかりやすくお話くださいました。

 

印象深い言葉はいくつもありましたが、グリーフケアの目標はどこにあるのか?の問いかけに、多くの気づきがありましたので、ご紹介いたします。

□“立ち直る”ことなんてない(立ち直る必要があるのだろうか)

□“回復”ではなく“適応”(置かれた環境でどう適応するか)

□“悲しみ”を含む“生”を支えるグリーフケア(その人の目の前の困難をどうサポートするか)

□“相手のことを思いやる気持ち”(それだけでグリーフケアにつながる)

 

グリーフケア・・・「ケア」と言葉がついていると、何かしなくてはいけない、結果を出さなくてはいけない、成果を出さなくてはいけない・・・色々なことを考えてしまいます。

でも、それって誰のためでしょう・・・相手のためではなく、もしかしたら「自分のため」なのではないでしょうか。

グリーフ(悲嘆)への対応は、正解や特効薬などありません。

坂口先生のお話は、まさに「身近な人に、自分ができるグリーフケア」の発見につながったのではないかと思います。

大勢の方にアンケートにご協力をいただきましたが、アンケートのなかにもそのような記述がたくさんありました。

 

 

 

グリーフケアマインドが地域に広がり、「いつまでも住み続けたい町」になるといいなぁと思っております。

 

S.C.N.では、定期的にグリーフカフェを開催しております。

毎月第4日曜日、13:30~16:00

参加費:¥2,000(お茶・お菓子付)

詳しくは「こちら」まで。