【レポート】5月18日 自分らしい人生の旅立ちと看取りを考えるワークショップ 

2019年05月22日
【レポート】5月18日 自分らしい人生の旅立ちと看取りを考えるワークショップ 

5月18日(土)聖路加国際大学にて、「自分らしい人生の旅立ちと看取りを考えるワークショップ」の講師を務めました。

主催は、一般社団法人日本エンドオブライフケア学会様です。お声かけいただきありがとうございました。

 

 

これまで、グリーフケアやセルフケア関連の講師は務めてまいりましたが、このような「人生の旅立ち」のテーマで登壇したのは初めてのことです。

当日は、各分野の専門家の方々も沢山ご参加くださったようです。また会場には多くの先輩方のお顔も見られました。そのような中、私が「人生の旅立ち」について伝えるのは、身の丈を超えたことではありましたが、あくまでも「自分を大切にするセルフケアを伝える」という立ち位置でお話をさせていただきました。

 

最初に、「死と生をつなぐ文学と芸術:生きた証を残すということ」と題して、千葉大学大学院の高橋在也先生に、“レガシー・アクティビティ”についてお話いただきました。印象的だったのは、古代人は笛と琴を用いて、コミュニケーションを取っていたとのこと。また、~言葉になるものは言葉として、言葉にならないものはならぬまま表現する。~と、今道友信氏の考えも教えていただきました。

私が色彩心理を学んだ理由も、「言葉にできないことを表現する」ためでした。

笛や琴と同じように、色彩もまた心を表す、伝えたいことを表現できる、優れたツールだと思っています。

ワークショップでは、100色のカードを用いて、言葉に出来ない自分の想い、言葉にはしたくない自分の意志を、コラージュの手法で表現していただきました。題して「未来コラージュ」。

 

 

人生100年時代。

『最期まで自分らしく』『その人らしい最期』、そんな言葉や文字を毎日どこかで見聞きします。

しかし、「自分らしい」は一朝一夕には出来ません。“その時が来たから考える”と言う人がいますが、残念ながら“その時”には出来ないのです。

「自分らしい人生」は、練習をしなければ創れません。

その時々、年齢、周囲の人間関係によっても、自分の人生は変わります。

何度も何度も繰り返し練習をしてこそ「自分らしい人生の旅立ち」「自分らしい最期」が叶うと、私は考えています。

その練習に忘れてならないことは「自分中心(自己中)」の精神です。

・・・家族に悪いから・・・

・・・子どもに迷惑かけるから・・・

例え、実際にそうであっても、練習中は“自己中”で行っていただきたいと思っています。

奥ゆかしい日本人、我慢強い日本人、真面目な日本人、私自身もそんな日本人で良かったと感じています。

でも、「自分の意見を言えない日本人」「遠慮ばかりする日本人」「耐えてばっかりの日本人」では、自分らしい人生を送ることは叶わないのではないでしょうか。

私たちは充分、奥ゆかしく、我慢強く、真面目な人たちです。

 

ぜひ今日から、少しだけ自分勝手、少しだけわがまま、少しだけさぼる、そんな練習も試みてください。

 

貴重な土曜日にご参加くださった皆さま、ありがとうございました。