【レポート】12月16日「悲しみへの対処・グリーフケア」講座

2018年12月17日
【レポート】12月16日「悲しみへの対処・グリーフケア」講座

本日は、水戸市社会福祉法人ユーアイ村主催「グリーフケア講座」の講師を務めてまいりました。

 

「Do one more, what you can.─自分でできること、ひとつでも多く」がユーアイ村さんの合言葉だそうです。

まさにセルフケアの精神ですね!

高齢者支援だけではなく、障害者支援、また小さなお子さん、ひいてはお父さんお母さんへの支援等、すべての人を包摂する取り組みをされていらっしゃいます。

私は初めてお邪魔いたしましたが、豊かな空気が流れる素晴らしい環境でした。

 

今回は、職員の方々、介護者の方々、ご近所の方々がたくさんご参加くださいました。

皆さまありがとうございました。

 

 

グリーフは死別だけに限ったことではありません。

私たちは、日々の暮らしのなかで繰り返し繰り返し、さまざまな喪失を経験します。

グリーフを抱えた人に対して、私たちができることは限られているかもしれませんが、自分のグリーフを一番理解しているのは自分自身です。誰かが助けてあげるとか、救ってあげるとか、癒してあげるというものではありません。

でも、そのような人に対して行えるサポートもあります。

相手の話にしっかり耳を傾けること、これまでと変わらずにつきあう事なども、当事者にとっては有り難いことです。

 

講座のなかでは、「言葉かけ」の例もご紹介しましたが、改めて、声かけで悩んでいる方はとても多いと感じました。

グリーフケアは万能ではありません。しかも正解などなく、これをやったからと言って劇的に良くなるような特効薬でもありません。

声をかけることより、そっと寄り添うことの方がずっとずっと必要だと感じています。

それでも、お看取りの場面では、状況がのみ込めないご家族から、厳しい態度や言葉で攻められてしまう職員さんは少なくありません。また、しっかりと寄り添っていても「何もしてくれなかった」と、後にクレームになってしまうケースもあります。

 

だからこそ、グリーフについて正しく理解をしていただきたいと思い、講座や研修を行っています。

だからこそ、自分を大切にするセルフケアの習慣をつけていただきたく、この活動を行っています。

「知識は自分を守ること」につながります。

 

グリーフケアに担当者は必要ありません。

誰もがグリーフケアマインドを持ち、地域全体で支え合う、グリーフサポートが当たり前にある社会を、みんなで作りたいと願っています。

 

 

*グリーフケア・セルフケア研修等に関するお問い合わせは「こちら」までお願いいたします。