4月からスタートしました、日本ホームヘルパー協会の機関紙「ホームヘルパー」のグリーフケアの連載。
第7回は、「事例から考えるグリーフケアの実践①「介護職員編」についてお伝えしています。
※”ホームヘルパー”に関するお問い合わせは、日本ホームヘルパー協会へお願いいたします。

当法人は2015年より、介護職の看取りとグリーフケアの実態調査を実施いたしました。
その起因をなったのは、「看取りにおける介護職員の精神的負担」について、各方面からさまざまな情報を得たことでした。
インタビューとアンケートによる調査を行い、それにより、明らかになった課題に取り組むための研修プログラムを作成し、現在は、研修等を通じて情報発信をしています。
今回は事例を通して、共に働く職員に対してどのようなサポートが有用なのかをご紹介しています。
『グリーフケアは必要に応じで行うもの』
前回もお伝えしましたが、グリーフケアはあくまでも必要に応じて行うものであり、押し付けたり、積極的に提供するものではありません。「ケア」とついていると、助けなきゃ!とか、癒してあげなきゃ!とか、何かしてあげなきゃ!とか、つい手を差しのべることばかりを考えてしまいがちですが、実際はそうではありません。
大事なことは、誰もが「グリーフケアのマインドを持ち合わせている」ことではないかと思います。
次号は最終回「セルフケア」です。
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