「伴侶の死」にどう向き合う? 7月22日(土)NHK深読みより

2017年07月22日
「伴侶の死」にどう向き合う? 7月22日(土)NHK深読みより

今朝の番組で「伴侶の死」に対してどう向き合うかをテーマに、ゲストがさまざまな意見を交わしていました。

ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 

大西秀樹先生(埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授)のお話も、

宮林幸恵先生(自治医科大学看護学部教授)のお話も、

とてもわかりやすい内容だったと思うのですが、いかがでしょうか。

特に「声かけ」の点は勉強になりましたね。

 

今日は、がんで亡くなった方の遺族が中心ではありましたが、グリーフケアの必要性は、がんに限ったことではありません。

また、今日は触れていませんでしたが、「遺族」だけが死別をしているわけはなく、親しい友人だって、お隣さんだって、同じように死別による悲しみを抱えているのです。

いつ、誰に起こっても不思議ではない「死別による悲しみ」。

 

先生方は、「多くの市民に理解して欲しい」と仰っていたと思います。

グリーフ(悲嘆)は誰にでもおきます。

そして、グリーフ(悲嘆)によるさまざまな喪失体験は、決して特別なことではありません。

しかし、時にグリーフ(悲嘆)が原因で体調を崩してしまったり、生きる気力がなくなってしまったり、死んでしまいたくなることもないわけではありません。

このような時には、医師や専門家のケアが必要です。

でも、多くの場合は、身近な人のちょっとしたサポートで好転することもたくさんあるのです。

 

私たちにできるグリーフケア。

1つは「情緒的サポート」

これは、話を聴くだけでも良いのです。そばに居てあげるだけも良いのです。

1つは「情報的サポート」

公的なサポートの情報を伝えてあげることもその1つです。

1つは「道具的サポート」

これはたくさん、たくさん、あります。例えばお食事の支度を手伝うとか、病院へ付き添ってあげるとか、高い場所の片づけを手伝うとか、電球の交換など、日常生活の中のちょっとした支援もそうです。

 

大切なことは、「その時だけ」ではなく、「継続」してサポートすることが必要です。

死別の経験は極めて個人的なことではありますが、日本人のグリーフ(悲嘆)からの回復には、平均すると4年半かかるというデータがあります。(宮林教授の研究)

 

「ずっと気にかけているよ」ということが、相手に伝わればそれで良いと思います。

 

 

宮林先生は、私がお世話になっている「一般社団法人日本グリーフケア協会」の会長でもあります。

先日、グリーフケア・アドバイザーの特級を受講してまいりました。

「特級取得」により私自身が劇的にグリーフケアの力がついたわけではありませんが、取り巻く環境が大きく変わり、より強固なネットワークができました。

グリーフ(悲嘆)による悲しみや不安等でお困りの方がいらしたら、遠慮なくご連絡ください。

まずは、美味しいお茶でもご一緒しましょう。

 

S.C.N.は、あなたの “ お隣さん ” のような存在でありたいと思っています。

 

お問い合わせは「こちら」から。