コミュニティー緩和ケア ~穂波の郷クリニック~

先日、宮城県大崎市にある“穂波の郷クリニック「緩和ケア支援センターはるか」”へ取材に行ってきました。IMG_4574

目的は2つ。

1つは、現在行っている仕事「看取りとグリーフケアのあり方の調査研究」の一環として。

もう1つは、「会いたい人がそこにいる」ということ。

2014年3月に開催した総合医を育て地域住民の安心を守る会主催の、第5回市民公開講座「総合医時代がやってくる-3.11と総合医」でパネリストとしてご登壇いただいた医療ソーシャルワーカーの大石春美先生、そしてクリニックの院長三浦正悦先生に、緩和ケアの現状についてお話しを伺ってきました。

これまで大石先生は、900人もの患者さんの最期を看取ってきたそうです。センターでは、最後の最後まで患者さんの願いを叶えるプロジェクトを行っています。しかも!しかも!医療従事者だけでなく、家族や地域のボランティアの方々、クリニックの患者さんたち、そして本人までもが積極的にそのプロジェクトに参加するそうです。限られた命の患者さんが「生きていてよかった」と思えるようなサポートしています。

お昼時、センターでは患者さんとスタッフの皆さんがお昼ご飯の準備をしていました。野菜は敷地の農園で作っているそうです。センターの患者さんのお一人小菊さんは「あんた!そんなことも出来ないのかね!呆れるねぇ~」とピーマンの肉詰めが上手く出来ない私を一喝!ナント小菊さんは92歳。ほなみ劇団の看板女優でもあり、患者さんのケアも担当されています。

大石先生は、「生活の中で、その人の持てる力を引き出す役割をみんなで担うのよ」と仰います。役割があるとこんなにもイキイキと、ハツラツと、お肌もツヤツヤになるのですね・・・

~こんな風に最期までごきげんで生きたい~ 心からそう思いました。

写真右から2番目が大石先生。その隣は協働で取材を行っている年友企画森田社長。端っこのデカイのは、S.C.N.の市川と私^^;;

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DJA cap(ドンジャキャップ) 送りました。 

先日ご紹介したDJA cap(ドンジャキャップ)。今日は亡くなったドンジャさんのバースデーなので、もう1つ記事をアップします。

先月の台風では関東、東北に甚大な被害がありました。

女性医療ネットワーク(私も会員です)では、茨城県つくば市の医師が、被災した女性のために「女性のための援助物資」の窓口となってくださいました。日々の診療で大変お忙しい中、本当に頭が下がる思いです。

各地で起こる異常気象による被害の様子をニュース等で目にしますが、化粧はおろか洗顔さえ満足に出来ない中、TVカメラやSNS等にさらされている方々の心情を考えると、相当なストレスを感じていることと思います。もしも自分だったら・・・と考えると恐怖さえ感じます。

そこで、女性ならではの目線で「女性のための援助物資」を呼びかけてくれたのが、女性医療ネットワークの医師でした。もちろん行政も被災した方々のためにさまざまな対応をしています。

しかし、洗顔後の化粧水、乳液、洗髪後のヘアケア等まで手が回らないのが実情です。むしろ贅沢品の扱いかもしれません。

S.C.N.では、これまで女性のがん患者さんのサポートツールとして活用している「DJA cap(ドンジャキャップ」を送りました。

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現在は、インフラも整いつつありますが、心のケアはこれからも必要です。DJA capが女性の元気につながることを願っています。

そして、ドンジャさん、DJA cap 活用させていただいています。ありがとうございます。

 

お隣さんカフェ「体あそび」10月12日(祝月)13:00~

お隣さんカフェ「体あそび」のお知らせです。

S.C.N.の体あそびは「毎月第2月曜日」に開催しています。今月は、12日体育の日です。日頃お仕事で参加が叶わなかった方も、ぜひぜひお気軽にご参加ください。

体あそびでは、骨盤底筋群にアプローチする「ひめトレ」を活用したトレーニングを行います。決してハードな動きではありませんが、意識しなければ絶対に届かない体幹を鍛えます。IMG_20150914_134226

♪ いつまでもキレイな姿勢で若々しくいたい!

♪ 生涯現役のからだづくりを目指したい!

♪ ぽっこりお腹が気になる!

♪ 猫背を解消したい!

♪ 尿もれを気にせず過ごしたい!

1つでも当てはまるものがありましたら、一度ご体験してみてくださいね。

日時:10月12日(祝月)13:00~14:00(トレーニング後にドリンクが付きます)

費用:¥2,000

持ち物:フェイスタオル(スカート・ジーンズはNGです)

お申込:info@selfcare-net.org

闘病中もリラックス&おしゃれに!「DJA cap」(ドンジャキャップ)

S.C.N.では、女性のがん患者さんのサポートツールとして「DJA cap」(ドンジャキャップ)を活用しています。この「DJA cap」(ドンジャキャップ)は2011年8月に卵巣がんと診断され、2014年7月にお亡くなりになった、全 敦子(ドンジャ)さんが『闘病中もリラックス&おしゃれに!』過ごせるように、生地選びから、パターン、タグの位置など細部にまでこだわり、試行錯誤を繰り返し完成させた逸品です。

お困りの方、またはお近くに必要な方がいらしたらご連絡ください。楽しい模様のキャップが10パターンほどございます。

お問合せ:info@selfcare-net.org

ドンジャさんのメッセージです・・・

♪ 抗がん剤治療で辛い思いをされている患者さんに、このキャップが少しでもお洒落に役立ち、リラックスしていただければと心から念じています。 ドンジャ♪ 

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お隣さんカフェ9月の”食あそび”レポート

9月26日(土)9月の食あそびを開催いたしました。

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テーマは「夏バテは秋口になってからやってくる!からだにやさいいホカホカおかず」・・・(ちょっと長いですね^^;;;)

今回は、うどんを使った簡単グラタン、乳和食の肉豆腐、ちょっと豪華なシーフードマリネの3品です。PhotoGrid_1443350659438 PhotoGrid_1443350790406

教えてくださるのは、蛎殻町とみしまのオーナー富島恵子さん。
富島さんのお料理は本当に、簡単!早い!美味い!満腹!
そして、調味料が少ないので「やってみようかなぁ~~」と思えるメニューばかりです(私も毎回思い、実際に作っていますよ)

今回も男性が2名ご参加くださいました。
「ホワイトソースって難しいと思ってたけど、これなら出来そうだ!」「盛り付けって、簡単そうに見えるけど、すごく気を使う作業なんですね・・・知らなかったなぁ」「乳和食って優れものですね!」などなど、さまざまな発見があったようです。

10月の食あそびは・・・
■日時:10月24日(土)11:00~13:00
■テーマ:秋の彩りごはん、パエリアも作りますよ~~~
■参加費:¥3,500

お申込はこちらまで。ぜひ一度ご参加ください^^
info@selfcare-net.org

千葉看護学会 レポート

DSC_21579月12日(土)千葉大学大学院看護学研究科にて、”千葉看護学会 第21回学術集会”が開催されました。

集会長の佐藤紀子教授よりお声かけいただき、出展ブースにて当社団の紹介をさせていただきました。

”ちょっと異色な”ブースに、参加された方々も興味を持って足を止めてくださいました。

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カタログを手にとってくださった方からは、「看護の現場でも、セルフケアの重要性は感じています」「まずは援助者に必要なことですねセルフケアは」「利用者、療養者、またその家族にとっても必要なことですね」「グリーフサポートにも、このような形で取り入れることができるのですね」等など、嬉しいお言葉をいただきました。

S.C.N.はセルフケアの普及が主なワークです。中でも援助者の援助につながるような活動にも重きをおいています。

私たちが思う“援助者”とは、医療や介護に従事している人だけではなく、家族の介護等、誰かをサポートしているすべての方が対象だと考えています。

今後、さまざまな講座を企画しております。随時ご紹介させていただきます。

9月の体あそび レポート

このたびの台風により、被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

S.C.N.の体あそびの講師、佐藤崇子先生のご出身地も大きな被害を受けたそうです。隅田川近くのここ日本橋も、他人事とは思えません。

今日の体あそびは、「ひめトレ」を活用し、骨盤底筋群にアプローチをしながら、呼吸法やバランス力を鍛える運動をしました。IMG_20150914_132238

この運動、一見すると動きが足りないような感覚になりますが、実は実は、日頃鍛えることのできない骨盤底筋群周辺、下腹部等に、ものすごくアプローチしています。

1つ1つの部位を意識することで、「あっ!効いてる!!」と感じるはずです。

体あそびは、毎月第2月曜日13:00~14:00(終了は14:30)に行っています。

参加費:¥2,000(ドリンク付)

10月は・・・10月12日(祝・月)です。いつもはお仕事でご参加いただけない方も、この機会にぜひぜひ体験してみてくださいね。終わった後の爽快感、スッキリ感を体感してください。IMG_20150914_134226

お申込み・お問合せ

info@selfcare-net.org

お隣さんカフェ “食あそび” レポート

8月22日(土)お隣さんカフェの食あそびを開催しました。

この時期は、季節の変わり目で夏の疲れがドッと出る頃ですね。

今回の食あそびは「疲れたからだにやさしい夏ごはん」をテーマに、3品を教えていただきました。

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♪手軽に!ごま豆腐

♪簡単!コルドンブルー

♪アレンジ!そうめん

 

教えてくださるのは、日本橋蛎殻町とみしまの富島恵子さん。

私が日本橋の住人になってから17年間ずぅ~~とお世話になっています。

無駄の無い手早い作業で、みるみるうちにひと品、ふた品と出来上がります。

 

ごま豆腐は、料理屋さんでいただくものだと思っていましたが・・・実に簡単に作れることを知りました。

くず粉と練り胡麻、水と塩!これだけ!!

コルドンブルーは一見フライに見えますが、オリーブオイルで焼くので実にサッパリとした食感です。

今回はチコリを使いましたが、大葉など香草を挟んでもよいですね。

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アレンジそうめんは、2種類教えていただきました。

1つは野菜たっぷりのサラダそうめん。

もう1つは、ちょっとビックリ!!トマトジュースとめん汁を使ったそうめん。

グラスに盛り付けるととってもオシャレですね。

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富島さんの指示で、皆さん楽しそうに参加されていました。

男性が2名ご参加くださいましたが、「肉に触るの初めてぇ~」と仰っていた方も、「これは楽しい!挑戦してみるよ!」とやる気満々でした。

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お隣さんカフェ“食あそび”は、月に1度開催しています。

次回は・・・

■9月26日(土)11:00~13:00

■参加費:¥3,500(材料費込み、お茶などのお飲み物付き)※アルコールも実費でお楽しみいただけます

■お申込み:info@selfcare-net.org

ご参加お待ちしています。

母の最期の贈り物・・・看取りでの学び

現在、仕事で看取りの調査を行っていることもあり、最近”看取り”の文字をよく目にします。

私が「旅立ちのサロン」を企画した頃、今から8年程前でしょうか。そんなに昔のことではないけれど、当時は「え”~~~旅立ち?」「死ぬための準備?」「縁起でもない!」と色々ご意見をいただきましたが、最近では、「終活」「エンディング」「尊厳死」などタブーとされていたキーワードが飛び交うようになりました。「看取り」もその1つではないでしょうか。

看取りの定義は色々あると思いますが、死の瞬間だけが看取りではないと私は思っています。
終末期にある本人の意思と権利を尊重し、尊厳を保つと共に、
安らかな死を迎えるための一連のプロセスが看取りではないかと思っています。

母の終末期は、今思えば急性期病院に入院をした昨年末だったのかもしれません。その段階では、本人も我々家族も、そのうちに家に帰れると信じていました。
しかし、長年患った間質性肺炎は想像以上に悪化していたようです。

母の終末期を振り返ると、数々の心残りがあります。
母が亡くなり、導かれたように現在の、看取り・グリーフケアの調査研究の事業がスタートしました。
すると、多くの気づきはもちろんですが、新たな発見、意外な事実を知り得ました。

「死は特別なものではない」と頭ではわかっているものの、目の前の病人に対して「私には何もできない!!」と決めつけ、弱まるバイタルサインを見ながら「先生なんとかしてください!!」と懇願していました。
でも、それは間違っていました。寧ろ逆です。

母の場合は、本人が延命を希望せず、緩和ケアを望みました。
(以前、インフォームドコンセントで記しました)
医師は、母ができるだけ苦しまないように、痛みがないようにケアをしてくれていたのです。
看取りの場面では、私たち家族にしかできないことが沢山あったのです。
母の好きだった話しを聞かせること、限られた空間ではあるが、母の好みに演出すること、足を摩ること、髪を梳かすこと、手をにぎること、最後まで声をかけること、最後に母に着てもらうお気に入りの服を用意すること・・・
これらは、医療、看護、介護の知識は要りません。
必要なのは「五感」だけです。
もちろん、我々家族は無意識これらをやっていましたが、事前に「これでいいんだね」という知識があったら、もっともっと色々色々やってあげられたかもしれない。
もしかしたら、後悔の念も緩和したかもしれない。

戦後70年、先人たちの努力のお陰で私たちは平和と安全を得ることができました。
また、社会環境の変化等もあり、人の死を経験することも少なくなりました。普通だった家での看取りを体験する機会もありません。
だからこそ、【誰もができること】を知ることが私たちには必要な気がします。
五感を使ったセルフケアも、その一環ではないでしょうか。

私は、母の終末期を通して、ますます「自助・セルフケア」の重要性を感じています。

お母さん、ありがとう。

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メンテナンス終了しました。

7月より不具合等があり、メンテンスを行っておりました。(一部継続してメンテナンス中です)        その間ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。

これまでの記事はこちらの「一般社団法人セルフケア・ネットワークfacebook」をご覧ください。

https://www.facebook.com/selfcarenetwork

一般社団法人セルフケア・ネットワーク 代表理事 高本眞左子